【3タイプ診断】夏バテの原因と対策|自分に合った中医学的ケアを見つけよう
- 澤田みのり
- 4 日前
- 読了時間: 7分

こんばんは! 国際中医師・ピラティス講師の澤田みのりです。
「毎日暑くてぐったり」「疲れの回復が遅い……」
そんなお悩みはありませんか?
高温多湿な日本の夏は、私たちのカラダに大きな負担をかけます。
しかし、忙しい日々に翻弄されると、なかなか自分のケアができません。
気づけば “夏バテ” の不調が長引き、秋口まで不調を引きずってしまう……なんてことも😱
中医学では「夏バテ」とひとことで言っても、人によって原因や体質が異なるため、対処法もさまざまです。
今回は、タイプ別に夏バテの原因と対策をわかりやすくお伝えします。
薬膳や養生を学びたい方の第一歩としても、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
1. 夏バテを引き起こす原因
2. あなたの夏バテはどのタイプ?
3. 夏バテを予防する、食と暮らしの養生法
4. 【タイプ別】夏バテ対策
<< 夏バテを引き起こす原因>>
高温多湿な日本の夏は、暑さや湿気によってカラダの機能が乱されがち。
日常にひそむ、次のような環境や習慣によって夏バテにつながってしまいます。
夏の暑さでカラダに熱がこもる
汗によって、水分やエネルギーが消耗される
湿気によってカラダの水分バランスが乱れる
冷飲冷食や湿気などにより、胃腸の働きが低下する
室内と外の気温差が激しく、体温調節が難しい
など……
👉🏻あわせて読みたい💡『不調の始まりのカギは「正気」と「邪気」のバランスにあった』
<<あなたの夏バテはどのタイプ?>>
中医学では、病名がついても対処法はさまざまです。
なぜなら、その人の生活環境や体質などあらゆる情報をもとにして、個々に合わせた対処をするから。
「夏バテ」に対しても同様です。
もし、「夏バテかな……?」と思ったら、長引かないよう早めに対処したいところ。
自分に合った対処をするために、次のA〜Bのどのタイプに当てはまるか確認してみましょう💡
複数のタイプをまたいで当てはまる人が多いのではないかと思います。
その場合は、チェック項目が一番多いものから順に対処していきましょう。
💡体質は環境の変化などによっても変わります。定期的に “いまの体質タイプ” を見直してみてください💡
<< 夏バテを予防する、食と暮らしの養生法>>
夏の暑さに負けないカラダをつくるために、上記3タイプに共通した対策も大切です。
中医学では、「湿」がからむと症状が長引きやすく厄介だと考えられています。ですので、湿気をカラダに溜め込まない工夫が大切です。 その対処法は「発汗」と「利尿」。 涼しい時間帯に散歩したり、ピラティスなど呼吸に合わせて動くようなエクササイズをしたり、無理のない範囲で運動を取り入れて「発汗」させましょう。
汗のめやすは、「じんわり」かく程度。
汗がダラダラ流れおちるような激しい運動は、エネルギーを消耗しすぎて逆効果なので注意が必要です。
また、日々の食材を工夫することでも対策できます。
かいた汗をそのままにしておくのは危険⚠️
なぜなら、カラダが冷えてカゼを引いてしまったり、湿邪となって体内に侵入してしまったりするからです。
汗はこまめに拭いたり、汗をかいたらすぐに着替えるなどの工夫が必要。
私は外出時に替えのキャミソールを1枚持つようにし、汗だくになったらとり替えるようにしています。
移動中に汗をかいても、屋内はクーラーでキンキンに冷えていたりして具合が悪くなることがあるので、多少荷物になりますが自分のためだと思って頑張っています。
胃が重たい感じがするなど胃腸の不調を感じるのなら、無理に食べないことも大切。 とはいえ、日中はエネルギーが必要なので、食事を抜く調整をするなら夜がいいでしょう。そのかわり、脱水予防に適度な水分補給は忘れずに💡
また、のどが渇いたからといって水分のがぶ飲みや冷飲冷食は禁物。
胃腸に負担がかかってカラダに吸収されないまま排尿されたり、カラダの水分バランスも乱れてむくみなどにもつながることも⚠️
胃腸を健やかに保つためには、
無理に食べないこと
水分補給の仕方に気をつけること
冷飲冷食に気をつけること
食事のバランスに気をつけること
が大切です。
日々の食事は、胃腸を健やかにする次のような食材がおすすめ。
紫蘇やしょうがなどは夏の食中毒予防にも役立ちます。
ちなみに、「冷飲冷食に気をつける」と書きましたが、この猛暑のなか「ホットドリンクにしなくちゃ……」と自分を追い込むのも考えもの。
むしろ、ただでさえ暑いのに、体内に熱を溜め込んでしまいかねません。
冷たいものばかりを飲み食いしない、冷たいものを食べたあとは温かいものを飲むなど、胃腸に負担をかけっぱなしにならないようアフターケアをしてあげてくださいね。
私は、
クーラーの効いた室内ではホットか常温
暑くて仕方なくて我慢できないときは冷たい飲み物
など、無理のない範囲で取り組んでいます。
「のどが渇いたときには、カラダはカラカラに渇いた状態」とよく言われますよね。
夏バテを予防するためには、渇く前に潤す工夫が大切。
一気飲みは胃腸に負担がかかり逆効果ですから、こまめにひとくちずつを目安に水分補給しましょう。
私は、水分を失いがちな次のタイミングは必ず水分補給するようにしています。
出かける前/帰宅後
入浴前後
寝る前/起床時
水分補給については以前にアップした下記の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
なにもしていなくても暑さで消耗してしまう夏は、カラダを回復させる睡眠がとても大切。
どうしても睡眠時間を確保できない場合は、日中に30分以内の仮眠をはさんでもいいでしょう。

<< 【タイプ別】夏バテ対策 >>
それでは、タイプ別の対策法をお伝えします。
岩盤浴やサウナやホットヨガなど、汗をたくさんかいて消耗する環境を避けましょう。
タイプAの人はただでさえエネルギー不足なのに、汗をかくとエネルギーをさらに消耗してしまいます。
運動をするなら、呼吸に合わせて動くようなものがおすすめ。(ピラティスやウォーキングなど)
習い事として通うなら、常温のスタジオがいいでしょう。
食材を選ぶときは、次を参考にしてみてください💡
汗のかきすぎなどで、エネルギーと潤いの両方が不足している状態。
タイプAと同様、岩盤浴やホット系の環境は避けたほうがいいです。
さらに、カラダを内側から潤す食材も摂り入れるといいでしょう。
食材は、先述した「(養生法2)汗をかいたらこまめに拭いたり、下着を取り替えたりする」の「カラダを潤す食材」を参考にしてみてください。
高温多湿な日本の気候での生活は、暑邪と湿邪の両方から影響を受けやすいです。
そんな状況で一番ダメージを負いやすいのが胃腸。
さらに、胃腸が弱ると暑邪と湿邪の影響を受けやすいという悪循環が起こります。
この悪循環を防ぐためには、胃腸を健やかに保つ工夫が必要です。
先述した以下のふたつの養生とあわせて、カラダの熱を冷ます食材も参考にしてみてください。
夏バテの背景には個々の体質やライフスタイルの違いが関係しているため、ケアの方法も人によって変わります。
大切なのは、自分のカラダの声を聞き、自分に合った養生を続けること。
小さな工夫を積み重ねて、暑さに負けないカラダをつくっていきましょう!
また、意識障害や痙攣などの症状がある場合は、熱中症の危険性があります。
その場合はすみやかに医療機関を受診してください。
(参考)
辰巳洋(2017),『実用中医学:一冊でわかる基礎から応用』,源草社.
辰巳洋(2016),『実用 体質薬膳学』,東洋学術出版社.
辰巳洋主編(2009),『一語でわかる 中医用語辞典』,源草社.
薬日本堂監修(2021),『薬日本堂のおうち漢方365日:1日1ページ読むだけで心も体もリラックス』,家の光協会.
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